2018年06月

2018年06月28日

邪念のない剣

用事やら、体調不良やらあって、
もう何ヶ月も稽古できていませんでした。

ですが、先日とうとう超久しぶりに稽古に。

本当は、ちゃんと走り込みしたり、
素振りを念入りにしたりしてから行きたかったのですが、
そんなことを言っていたら、
またいつ行けるかわからない状況だったので、
もう初心者に戻った気持ちで、そのまま行ってしまいました。

最初の先生。
いつもは最初から最後までダメ出しの連続なので、
「今日なんて、ましてダメ出しのオンパレードだろうなあ😰」
と思いながら、基本稽古。
切り返しの最初の体当たりの手の位置を注意されました。

次の先生。
高身長で上段なので、面を狙うのは困難を極めます。
自然と小手狙いに。
霞の構え(みたいな構え😅)で、右に右に動きました。
上段の相手には近間が有効とよく聞きますが、
近づくのって怖いんですよね〜
一度惜しい小手があったらしく
「惜しい!」と、先生が仰って下さいました。

最後の先生。
いつも言われてしまうのが、
危険な間合いで何もしないのはダメ、ということ。
「何か来るのか?来るのか?あ〜何も来ないかあ」
みたいになっているらしいです😓

そして、もう3人目の先生との稽古では、
さすがに体力が続かず、
途中ゼーハーして膝に手を置いてしまう始末💦
でも、優しい先生は、今の技が上手くなくて、
私が落ち込んでると思ってくださるようで
「大丈夫ですよ。今の調子で。」と励まして下さいました。
すみません。ただの稽古不足です……

そして、稽古後の挨拶。

最初の先生。さぞかしいろいろダメ出されるかと思いきや
「今日はよかったよ〜特に胴が良くなったね〜。」

ええ〜!?
こんなに久しぶりなのに?
しかも、胴打ちは苦手なんですけど〜?

「いや。いい胴が決まってた。」

ええ〜!?

他の先生にも
「いい打ちが何個もあった。
ただ久しぶりで体力的にはキツかったかな?」
などとお褒めの言葉が。

久しぶりなのにダメ出ししたら可哀想だから?
と疑心暗鬼になっていると
「いやいや。ほんとに。」

ええ〜!?

振り返ってみれば、
いつもは稽古前に、本や動画で自分なりに研究して、
「内村選手みたいな小手を!」とか
「山本選手みたいな足さばきを!」などと、
ほぼ妄想に近い野望を抱いて稽古に向かっているんですね。
でも、この日は、全く何も余計な準備をせず、
真っ白な心で稽古に行ったのが功を奏したということでしょうか…

やはり

邪念を持つのはダメ

ってことなのでしょうね。

とか何とか言いながら、
今度は毎日髙鍋選手の面の動画を見て研究している
懲りない私なのでした😝


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剣心一女 at 08:01|PermalinkComments(0)