2018年08月

2018年08月27日

脳内稽古の盲点〜〜画竜点睛を欠いた剣道

猛酷残暑(!)の中の稽古。

いつもながら稽古前には、今日はこの技を試そうと、
数日前から脳内シュミレーションしています。
あ、もちろん、髙鍋先生の稽古DVDを見たりしながら😊
 
で、今日は、小手の際ちゃんと身体を前に出すこと、
相手を崩してから打つこと、
が目標。

3人の先生に稽古をつけて頂きました。

1人目の先生。

面を打って、先生の横を抜けるあたりでボコッと打たれますし、
打った後構えに入るか入らないところで、
ボコボコ打たれます😵
対処の仕方がなくなり、
「どうしたらいいのですか😭」と私.
すると、先生が
「抜ける時こっちを見てるんだもん。
   あと、危険な間合いにいつまでもいるし。
   打たれないために、みんな相手にくっついていくんだよ。
   だから、鍔迫り合いになるんでしょ。」
と仰いました。

そ、そうなんですね!
自分が打った後相手から追撃されるのを恐れている私は、
抜ける時どうも半身になっているようです。
よく相手の横を抜けたらすぐ身体を捻って半転させている方がいますが、
そのようにしたらのいいでしょうか?

また、先生があまりに連打してくるので、
手だけで対処しようとして足が止まっていました。

ただ、私、鍔迫り合いをまだよく知らなくて💦
気持ち的に鍔迫り合いを避けているかもしれません。


2人目の先生。

気になるところとして、
面を打った後の腕がバンザイになること、
小手の後に竹刀を自分に引きつけ過ぎること、
などを指摘して下さいました。
ああ〜やっぱり小手がうまくいかない〜

3人目の先生。

先生が、こちらの面を抜いてくることが多かったので、
試しに、2度打ち3度打ちして追撃してみました。
身体はほぼ届いていて、
手もタイミング的には合っている気がするのですが、
なんか竹刀が到着しない😅
手の内が弱いんでしょうか?
それとも竹刀が長すぎなんでしょうか

短い時間の稽古でしたが、汗びっしょり💦


結局、今日わかったことは、

間合いや残心などは相手がいてこそわかる

ということ。
あ、私にとっては、ですよ。
一人稽古でもわかる人にはわかるのかもしれませんね。

残心について、もちろん知識として当然知っていますが、
イメージトレーニングする時は、
いつも『打つところ』までだったんですね〜
そういえば、動画も崩し方・打ち方ばかり注目して、
残心についてはあまり見ていなかったような気もします。

そして、だからこそ、打った後ほとんど無意識になり、
相手が追撃してくるのか!?ということばかり気にしていたため、
腕はバンザイになるし、半身になるし、だったのでしょう。

そっかあ。
いやあ。盲点でした。

いくらきちんと面を打てても、その後がダメなら、
まさに『画竜点睛を欠く』ですよね。

それじゃあ、家でどんなことができる?については、
まだ頭がまとまりませんが、
とにかく当面の課題がはっきりしました。

いやあ、今日もいい稽古でした〜😊

まだ暮れかかりさえしない暑い夏の夕方、
とても清々しい気持ちで、帰途に着いたのでした。
(身体はとてつもなく汗みどろでしたが😅)

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剣心一女 at 07:23|PermalinkComments(0)